もう一つ楽しみにしていたのは、お泊まり保育の時に届いた『らいおんからの手紙』。らいおんからのメッセージでもしかしたら遠足でらいおんに会えるかもしれない！ということ。残念ながららいおんには会えなかったけれど、らいおんからの手紙は公園に届いていました。たくさんの緑あふれる公園で、手紙にあった「すてきなものを探したまえ」というテーマで、石や木の実、枝などたくさんの自然を探してあそびました。

年少組や年中組にとっても、年長さんの競技のすべてが憧れの的です。運動会を挟んだ数週間は、園庭がずっと運動会でした。年少組のダンスを年長組が喜んで一緒に踊ったり、組立体操を園児全員でやってみたり、ソーラン節が流れると他のあそびをしていた人たちが、わらわらと集まってきてみんなで踊たり・・・。こうやって、ひなぎく幼稚園の運動会が引き継がれていくのですね。

初めての子どもたちだけの遠足をした年少組。園バスに乗るのも初めての人もいます。みんな楽しみだけどちょっぴり不安。そんな気持ちで公園に着きました。着いてしまえばもう、楽しいものしか目に映りません。「おやまのぼりた〜い！」「どんぐりひろいた〜い！」「あかいきのみ、みつけた〜」とあちこちから歓声が上がります。自分の身の回りのこともきちんと出来て（８割方？）帰る時には「え〜！もうおしまい？」と残念がる声もたくさんでした。