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海

2月の行事

年長組の保育参観は、幼稚園のお兄さんお姉さんの学年らしく、担任と子どもたち皆んなで創り上げていく活動を見ていただくという形になります。学芸会や発表会とも違い、練習するのではなく、日頃楽しんできた活動を、自分たちでどんな風にお話に乗せて楽しむか、それを話し合って創ります。この写真は普段の活動で、シフォンでわらべうたを楽しんでいる様子ですが、この遊びも参観の流れの中で『海』の表現として活かされました。

桃太郎をベースとした劇遊びを楽しんできました

このクラスは子どもたちから「桃太郎をやりたい!」という声が上がり、1月から少しずつ桃太郎をベースとした劇遊びを楽しんできました。最初はペープサートで鬼を作って劇場ごっこを楽しみ、日本一と書かれた旗を、絵本の絵を見よう見まねで作ったりと、自由に思うまま遊びの中で活動を展開していきました。鬼ヶ島を作ったり、言葉遊びの楽しい絵本からの活動で、自分たちでつながり言葉を作ってみたり。アイデアを出し合って、皆で取り組んで、参観当日は「お母さんたち、よろこんでくれるかな〜」と早く『桃太郎』をやってみたくて仕方がない!そんな気持ちがあふれる時となりました。

♫赤鬼と青鬼のタンゴ♫が大好きになった子どもたち

1月のお楽しみ会で、お母様方の合唱団『マミーコール』の公演を聞いて、そこで歌われた♫赤鬼と青鬼のタンゴ♫が大好きになった子どもたち。自分たちでダンスをアレンジして披露しました。これは、その可愛らしさと、夢中で踊る様子がなんとも微笑ましい写真です。このダンスは後日、別のクラスと一緒に踊って遊んだのですが、その時に「ねえ?このダンス楽しいでしょう!」と踊りながら会話している姿に、担任たちもうれしい笑いをこらえることができなかったようです。

童話「エルマーの冒険」が大好きなクラスです。

このクラスは童話「エルマーの冒険」が大好きなクラスです。
保育参観の題材は自然とエルマーと《りゅう》が出てくるお話となりました。大型積み木で《りゅう》を作ったらどうか?というアイデアで、先ずは第一回目の《りゅう》を作ろう作戦です。この日は4グループに分かれて話し合いながら4匹の《りゅう》を作りました。自分たちで作った《りゅう》は可愛いものですね。今日はここでお弁当を食べたい!と《りゅう》と一緒にピクニックとなりました。こうした活動を重ねていくことで、《りゅう》と友だちになる演奏会や、いなくなった《りゅう》を探しに行く時にわらべうたでぴょんぴょんと海を渡っていくなんて表現も難なくできてしまいます。

わらべうたを活動に沢山取り入れています。

ひなぎく幼稚園では、わらべうたを活動に沢山取り入れています。一対一でしっとりと遊ぶものや、数人で歌って遊ぶもの、そして皆で体を動かして楽しむものと様々です。その活動の中には、子どもたちを心地よい音楽の世界で遊ばせたり、全身を使った、それこそ体幹を鍛えることが出来るような遊びもあります。音感や体の感覚を鍛えていくような活動。その一つ一つを重ねての年長児の今の生活が垣間見られるような参観となりました。
自分たちがじっくりと取り組み、やりたい!と夢中になって遊んできたものを参観でするのですから、当日の朝、「あ~!もう、楽しみで仕方がない!」とにこにこ登園する姿が見られるのも当然のことですね。

トーンチャイムの演奏をしている様子です。

この写真はトーンチャイムの演奏をしている様子です。一人が一本チャイムを持ち、和音で演奏します。遊びの中でトーンチャイムに触れ、音を鳴らし、一緒に鳴ると綺麗な音になる協和音に自然に気づいた子どもたちから、これで演奏会したいと言われて、担任が簡単なコードで演奏できる歌を選びました。いざ心を合わせて演奏というと、これがなかなか難しい。でも、自分たちからやりたいと言ったことだから、諦めることも途中で放り投げることもできません。周りの音によく耳を澄まして、友だちの音に自分の音を合わせていく・・・。素敵な演奏ができました。

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