東京都西東京市のひなぎく幼稚園のホームページです。

お泊まり保育

11月の行事

今年はラグビーイヤーでした。年長も子どもたちもかなりな人数がラグビーの試合を見ていたようで、中にはラグビーや《ハカ》にとても興味を持った人たちがいました。そこで、今年のひなぎく祭にはラグビーの試合観戦を出し物に入れたらどうかという先生からの案で、子どもたちがラグビーの試合ごっこに飛びつきました。教師たちも「ごっこ」と思っていたのですが、やはりひなぎく幼稚園の年長さんたちです。それはそれは真剣に練習して、ひなぎく祭には見応えのある試合と《ハカ》が見られました。

ひなぎく幼稚園のお誕生日をお祝いする日を子どもたちは《ひなぎく祭》と呼んでいます。

ひなぎく幼稚園のお誕生日をお祝いする日を子どもたちは《ひなぎく祭》と呼んでいます。毎年ひなぎく祭には年長組を中心としてお店屋さんごっこや、ゲームコーナーなどその年の子どもたちが興味を持っている事柄を教師と一緒に何日もかけて形にしていきます。
 今年はオムライス屋さん、カレー屋さん、ドーナツ屋さん、ラーメン屋さんなどのお店屋さんや、くらやみ探検という迷路&宝さがし、国旗クイズ、劇などが子どもたちの遊びから出てきました。

《国旗クイズコーナー》を作りました。

運動会で国旗に興味を持った人たちが、静かに国旗づくりに勤しんでいました。担任はその人たちの興味がひなぎく祭へと何とかつながらないか模索。子どもたちと話し合って《国旗クイズコーナー》を作りました。
 好きで作っていただけの国旗を、お客さんを呼んできちんとしたコーナーで披露する。子どもたちにとってはものすごい挑戦です。友だちと協力して素敵なコーナーになったのは大したものでした!

かまどの中に向かってラップの芯を吹いている人が!

この写真、分かりますか?カレー屋さんではご飯を釜で炊きたい!という案があり、組み木でかまどを作って火をおこそうとなりました。するとある時、かまどの中に向かってラップの芯を吹いている人が!そうです、火吹き竹を作って火をおこしていたのです。かまどで火をおこすということをどこかで見たのでしょう。大忙しのカレー屋さんの合間に、絶妙なタイミングで「ふーふー」と火吹き竹を吹いては火加減を調節します。その実直な様子がひしひしと感じられる写真です。

こちらはパン屋さんです。

こちらはパン屋さんです。パンの絵本や写真をよく見て、限りなく本物に近づけたいと頑張った店員さんたち。あまりにも丁寧に作りすぎてしまい品数が少なく、すぐに売り切れてしまいます。どうしようかな?と考えた結果、お皿の下げ係に急遽なった人が韋駄天のごとくホール内を動き、商品が上手く回るよう目覚ましい働きをしていました。

くらやみ探検のコーナーでは最後に発掘できる場所があります。

くらやみ探検のコーナーでは最後に発掘できる場所があります。子どもたちは大喜びでリンゴのカプセルを探します。お泊り保育で《りんご》に親近感を感じて年長組はそのうれしい気持ちをお母さんたちや年中、年少さんにお裾分けしたくて300個もりんごストラップを作りました。
自分の為ではなく、誰かの喜ぶ顔が見たくて頑張る子どもたち。その気持ちがうれしいひなぎく祭の日々でした。

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