『寄り添う』
園で子どもたちは、冬ならではの遊びを思う存分楽しんでいます。かるたをやっていて、自分の手札の数や友だちの枚数にも気が付いて比べてみたり、まだ取れていない友だちを応援したり。また、新しい遊具『ツリーハウス』に挑戦していて、「○○ちゃん凄いんだよ。△△とか出来るんだよ。」と自分はまだ出来ないけど、その友だちなら出来ることを我がことのように喜んだり。この時期、子どもたちは、かかわりの中から互いを認め合い、友だちとの距離を縮めていきます。
自分のことだけではなく、友だちの様子に注目し、共感し、そして寄り添い合う姿が日々の保育の中に垣間見られます。そういった心に刻まれる数々の体験は、これからの子どもたちの人生に必ず善い記憶となり生きる力となることでしょう。それを信じつつ私たちも、子どもたちに寄り添っていきたいと思います。
(加藤早 記)