先日、園芸部のお母さん達が 園庭の花壇の手入れをして下さいました。土を入れ替えて新しい花壇の準備です。その様子を園庭で遊ぶ子ども達が入れ替わり立ち替わり眺めていましたが、そのうち「ニラ下さーい」「ネギ下さーい」と葉っぱを頂いておままごとを始めました。「おいしいニラ玉つくってね~」とお母さん達も子どもとのやり取りが上手です。
図書部の絵本の貸し出しも始まりました。お当番のお母さん達に見守られて、子どもたちが安心して絵本を選んでいるのは本当に心あたたまる光景です。今年度もどうぞよろしくお願い致します。
年少、年中組の参観では、お母さん達も一緒に子ども達と歌ったり、遊んだり、お弁当を食べたり、どのクラスも親子の嬉しそうな表情が微笑ましい一日になりました。
そして、先週の避難訓練には西東京消防署保谷出張所の消防車が駐車場に登場。年中、年長組は消防車を間近に見て興味津々。防火衣に身を固めた消防士さん達を質問責めにしました。
こうして、保護者や地域で働いている方々に幼稚園に来て頂き共に過ごすことは、子ども達にとっても大切な経験になっていることは間違いありません。これからも折を見てこの様な機会を作っていきたいと思っています。
そして、今月は「ファミリーデー」があります。今までは「お父さんと遊ぶ日」と呼んでいましたが、毎年お仕事などで参加できないお父さんもいらっしゃるので、今年からは「ファミリーデー」、どなたか一人、ファミリーの方が、お子さんと一緒にご来園下さい。この会の主旨は子どもと大人が1対1で向き合ってしっかり遊ぼうというところにあります。どうか、他のことに心を奪われず、子どもと目と目を合わせてとことん遊んで下さい。その時その場での直接的なやり取りの中でしか感じられないもの、気付かないことがあると思います。
子ども達にとっても、家族の誰かを独占して、しっかり向き合って遊んでもらえるひと時はとっても幸せなことでしょう。教職員もそのために一生懸命準備を進めています。
どんな行事でも、一番大切なのは、子ども達がその時を存分に楽しむことです。言葉には出していなくても、子ども達が一番望んでいるであろうことを行事の中でも実現させてやりたい思っています。
いつも、どんな時でも、ここは、幼児の生活の場である、という視点を見失わずにいたいと思います。