運動会があるこの月は、保育の大きなテーマとして『楽しむ』という言葉を掲げたいと思います。
　今年も、子どもたちが全力で楽しんでいることを、表現や運動遊びにつなげて、運動会で発表できたらと思っています。鬼ごっこからかけっこへ。かけっこからリレーへと、身体を動かす機会も増えてきました。また、日々の園生活の中でダンゴムシやお掃除あそびに夢中になっていた学年は、その遊びからつながったダンスを毎日楽しみ、年長は昨年の年長が勇壮に踊ったソーラン節を、今年はいよいよ自分たちの番だ！と真剣に取り組んでいます。そして、自分たちの《楽しい》だけではなく、他の学年の人たちの《楽しい》をみんなで『楽しむ（共有・共感）』ことのできる運動会でありたいと願います。
　夏休み、海や山など旅行をした人もいるでしょう。親戚や友だち家族とお出かけを楽しんだ人たちもいるでしょう。そんなたくさんの《楽しい》を経験してきた子どもたちや教師たちとの息の合った園生活が、今月も楽しく繰りひろげられるよう支えていきたいと思います。