~「気づく」~
子どもたちの声が聞こえない4月…。
なんと寂しく物足りなさを感じる日々でしょう。教員たちも、子どもたちに向けて賛美や遊び、童謡、ダンス、わらべうたなどで動画を配信するなど工夫を続けています。外出自粛が長くなればなるほど子どもたちやご家庭の身体や心の負担も大きくなっていくことでしょう。みなさんへ思いを遣う私たちがいることに気づいていただき、少しでもこどもたちが安心して幼稚園を楽しみにできるよう祈っています。
そして、こんな時だからこそ『気づく』という事を改めて考えてみたいと思います。
ほんの少し外に出て空を眺めて見てください。普段の空より明るく深い青い空に気づくかもしれません。(車などの排気ガスが少ないからでしょうね。)道端のタンポポのお日様色の眩しさや、柿の木の葉の柔らかな生まれたての緑色にふっと心が和らぐかもしれません。
何気ない普段の生活の中に『感じる力』を育てる気づきの出来事がたくさんありますね。5月の保育の中でも『気づく』という大切な力をたくさん育んでいきたいと願っています。