東京都西東京市のひなぎく幼稚園のホームページです。

共に歩み、共に育つ

 運動会、遠足、ひなぎく祭と楽しかった2学期の終園日を迎えました。今回は学期末に配られた各クラスのお便りの中から抜粋したものをお届けします。担任ならではの言葉から子ども達の様子が生き生きと伝わってきます。

クリスマスページェント(年少組のおたより)

大きい組のページェントを見て嬉しかったのは、つぼみ組だけではありません。クリスマスの次の日から幼稚園では冬の大掃除が始まりました。おもちゃ洗いは大人気なので洗い場がどこも満員です。すると、つぼみさんが「トントントン宿屋さん~♪」と歌い始めました。そこに、ひよこさんが「どこのお部屋もいっぱいですよ♪」と返すのです。子ども達のクリスマスのお話はクラス活動だけでなく、遊びの時間にもちゃんとあるのです。他のページェントの歌もたくさん歌い楽しんでいます。


ページェント(年中組のおたより)

クリスマス礼拝後は、年中組のページェントをクラスごとに行いました。好きな役を1つ選んで年長組さんのように一生懸命言葉も言って見ました。憧れの年長さんに少し近づけたような気持ちになったと思います。(空き箱を上手に使い作った羊を手作りの杖に繋げ、羊飼いになりきっている子ども達の姿もありました。)


ケニヤの「Best Friend!」 (年長組のおたより)

 クリスマスストーリーの他にもクラスではたくさんの話をしていきました。中でもケニアのお友だちの話はよく聞いていました。ケニアでの暮らしはどんな暮らしかを本や写真で見たり、顔の色や暮らしは違うけれど、私たちと一緒で遊ぶことが大好きで一生懸命生きていること、けれど困っている人もいるということ…どれくらいお金があれば何ができるのかも知っていきました。そして私たちにできる事をみんなで話し、「お祈りすること」「献金すること」等、クラスでも大切に行っていきました。「お家でも献金したよ!」という声を子どもたちからたくさん聞きました。また、献金だけでなく、ケニアのお友だちのためにクリスマスプレゼントを作りました。お絵かきが得意な子は鶴やカメラ等を「アフリカの子にあげる」と作ったり、クラスでは牛乳パックで作った「こま」を遊ぶことが出来るよう綺麗に色と模様を付けました。ケニアのお友だちのことを思って、皆とても丁寧に綺麗に色を塗っていました。



こうして振り返ってみると、1つ1つの行事が楽しかったことと毎日の遊びを中心とした生活そのものが本当に楽しかったことが思い出されます。3学期も寒さに負けず強い心と身体をつくる生活を励みたいと思います。

 新しい年が皆様にとりまして、平和と幸せに満ちた年となりますようにお祈りします。よい新年をお迎え下さい。


(臼井 記)