雨の多い毎日。雨がとぎれると、その少しの間も見逃さず、外に出てめいいっぱい体を動かして遊んでいる子どもたちです。さあ!今年も運動会の季節がやって来ました!
保育者が子どもたちの発達段階をとらえながら、子どもたちと“一緒に”つくっていくのがひなぎくの運動会です。
話はかわりますが、今年の夏は感動の夏でしたね。オリンピックにわきあがった日々だったのではないでしょうか…!?その魅力的な競技をキャッチし、遊びにとりいれられるのが、年長組!各保育室は、オリンピックの新聞記事でいっぱいです。人気の競技(遊び)は手作り紙皿ラケットでの卓球、新体操のリボン、重量挙げ、そしてリレー…等々です。そこでもちろん!今年のダンスのテーマは<オリンピック> おそろいのユニフォーム(Tシャツ)を着て、心を合わせて踊ります。Tシャツ購入へのご理解とご協力に感謝いたします。そして、心と力を合わせ、リレー、組立体操にもとりくみます。ひとりひとりが力を出し、その力が合わさると、バトンがつながっていくこと、様々な組立体操の形ができることを体感し、楽しんでいます。そして、力をあわせるには相手への“思いやり”が必要なことも学んでいます。バトンが渡しやすいように、受け取りやすいように、組立で支える人、支えられる人がお互いやりやすいように―相手を思いやる―とても大切なことですね。
さて、登園をして1番に園庭に出てきて始まるのが、年中組のおにごっこです。瞬時に判断しながら、おににつかまらないように、縦横無尽に園庭中をかけ回っています。みごとな走りっぷりです。友だちと走る楽しさを今年は、クラスをこえて楽しみたいと考えています。今年のかけっこは、各クラス1名ずつ、1レース3名で走ります。
そして、夏の集いでは沖縄のダンスを楽しんだ年中組。今度は♪ひなぎくねぶた♪がやってきますよ!「ラッセーラ」の声に合わせて、音楽を感じて、思いっきり踊ります。かけっこも玉入れもダンスも、まずは自分ががんばる!それから大好きな友だちを応援する!
仲間と楽しみ合い、喜び合い、体と心をたくさん動かしていきたいと思います。
年少組さん、初めての運動会ですね。毎日の遊びや佐藤先生との体操をとおして、踊ったり、走ったり、のびのびと体を動かせるようになってきました。何より、自分のことで精一杯だった子どもたちが今、友だちと一緒だと楽しい!と感じ、新しい遊びや活動にも「やってみたい!」という気持ちが芽生え、その芽が大きくなっているように感じます。先生と友だちと一緒に“見て”“やってみる”経験を積み重ねていきたいと思います。でもそこは、一番小さな学年です。興味が続いていくためには、保育者の導きや工夫が多く必要です。
今年のダンスは♪星空カーニバル♪お話し遊びから、「お星さまボール」も生まれました!かけっこでは、子どもたちが作ったこのお星さまボールを取りに行きますよ!
当日は、たくさんのお家の方々の声援に、嬉しかったり、圧倒されたり、緊張したり…様々な姿が見られることと思います。その様々な気持ちを受けとめて、お家の方もご一緒に、嬉しい、楽しい日にしたいと思っています。お子さんを、共に育ち合っている仲間を、どうぞあたたかく見守ってくださいね。大きな拍手と声援もよろしくお願いします!